夏だからということなのか、動画配信サービスでも「ホラー映画」特集のコーナーが設けられていますね。
スプラッター系は苦手なのですが、心霊現象系、超常現象系は割と好き。
とりあえず、動画配信サービスがおススメしてくる作品をどんどん鑑賞していこうと思います。
とりあえず Amazon Prime Video がこれまでおススメしてきてはスルーし続けてきた『死霊館』(The Conjuring / 2013年)とそのシリーズ作品などを中心に鑑賞しはじめようかな。
映画『ロード・オブ・モンスターズ 地上最大の決戦』(2021年)
パッケージの印象が映画『ゴジラvsコング』(Godzilla vs. Kong)を彷彿とさせる、『ロード・オブ・モンスターズ 地上最大の決戦』(Ape vs. Monster)という作品を Amazon Prime Video がオススメしてきた！
まあ100円というお手頃価格で視聴できるということなので、ついついポチリとしてみました。
登場する2体の怪獣は外宇宙物質(生命体？)を体内に取り込んでしまったことで巨大化した猿(チンパンジー)の”エイブラハム”とアメリカドクトカゲ。
エイブラハムは冷戦下の米ソが極秘裏に行った宇宙生命体探査ミッションの探査機に乗せられていた実験動物。
その探査機が30年ぶりに外宇宙物質を伴って地球に帰還。
そして砂漠に着陸した探査機に付着していた外宇宙物質をアメリカドクトカゲも体内に取り込んでしまうという流れ。
なんとなく『ランペイジ 巨獣大乱闘』(Rampage 2018年)っぽさも感じられるかな。
さあ、どのような激しい怪獣バトルが展開されるのかと期待していたのですが、人間ドラマが中心でなかなか怪獣バトルが始まらない・・・。
まあ、私が好きな東宝のゴジラ映画もそんな感じだったから特に苦痛ではないのですが、ハリウッド版のゴジラ映画の激しい怪獣バトルと比べると怪獣の出番が少ないところがもの足りなさにつながってしまいますね。
でも、「怪獣たちは実は○○○に操られていた！」という東宝の『怪獣総進撃』(1968年)のような展開はとても好き。
このあたりをもっと丁寧に作りこんでくれたら嬉しかったかも。
実写版『リトル・マーメイド』の配役に不満の声！？
6月9日(金)に公開されるディズニーの実写映画『リトル・マーメイド』の配役に不満の声が上がっているとか。
理由は主人公アリエル役の女優ハリー・ベイリー(Halle Bailey)が黒人だから原作(アニメ)とイメージが違うということらしいです。
こういうことは、原作(アニメ)を実写化するにあたり科学的な考証を積み上げていった結果と考えておけばいいでしょう。
船上の人間に関心があるアリエルが長い時間をかけて海面近くを遊泳していれば、肌が小麦色に日焼けするほうが自然です。
水泳部の女子も結構すごく小麦色に日焼けしているし。
だから、実写版のアリエルがドレッドヘアをしていることにも何らかの合理的な理由があるはずです（ありますよね？）。
実写『リトル・マーメイド』｜映画｜ディズニー公式
https://www.disney.co.jp/movie/littlemermaid
実写「リトル・マーメイド」、中国と韓国では不評 配役に不満の声 https://t.co/ibAGb9oOTP
— cnn_co_jp (@cnn_co_jp) June 7, 2023
映画『犬王』(2022年)
Amazon Prime Video が私に『犬王』をグイグイ推してくるので視聴を開始。
冒頭部分を見て、壇ノ浦の戦い(1185年)で失われた草薙剣(三種の神器)をめぐる冒険活劇を期待したのですが・・・琵琶法師と能楽師との交流を描いた、室町時代を舞台にしたミュージカルアニメーション映画でした。
琵琶法師によるロックバンドのようなパフォーマンスやスーパー歌舞伎のようなど派手な演出の「能」など、映像的・音楽的には非常にクオリティが高いと思うのですが、題材が万人受けするものではないですね。
ミュージカルっていうのは、ラストで主人公らを襲う様々な困難な状況が解決してスッキリするというのが定番だと思うのですが・・・今作のラストは微妙なので、ここでも評価が分かれるかもしれません。
まあ、「犬王」は実在した能楽師ということなので、史実から外れる結末にはできなかったのかもしれません（原作小説があるからかもしれません）けれど、もっとぶっとんだ結末でハートを鷲掴みにしてほしかったかも。
劇場アニメーション『犬王』
https://inuoh-anime.com/
映画『きさらぎ駅』(2022年)
Netflixの新作に「２ちゃんねる」発の都市伝説をテーマにした映画『きさらぎ駅』(2022年)がリストされたのでさっそく視聴。
近年ノベルやアニメで異世界に住まう人たちとの触れ合いを描くファンタジーものが流行していますが、この映画のテイストはホラー側に振り切っていますね。
ストーリーは「きさらぎ駅」のある異世界に迷い込み、生還したという葉山純子（演：佐藤江梨子）を民俗学専攻の大学生・堤春奈（演：恒松祐里）が訪ねるところから動き出します。
堤春奈は「神隠し」をテーマにした卒業論文を書くために葉山純子を見つけ出したようですが、どのようにして見つけ出したのかは本題ではありません。
2004年に「２ちゃんねる」に「きさらぎ駅」の体験を書き込んだ後に消息を絶った「はすみ」という人物のハンドルネームから、葉（は）山純（すみ）子を突き止めたとしたらなかなかの調査能力ですが・・・（非常に読みにくいですが）冒頭部分で行方不明関連の新聞記事が出てきますので、行方不明者発見のニュースから突き止めたということなのでしょう。
さて、堤春奈は葉山純子から「きさらぎ駅」での体験を聞くうちに、異世界にたどり着くヒントを得てしまいます。
そして、よせばいいのにそれを実行してしまう！
しかし、異世界に行ってしまう可能性があるのなら、もっと色々と準備しといたほうがいいでしょう（軽装過ぎです）。
映画「きさらぎ駅」公式サイト
https://kisaragimovie.com/
きさらぎ駅 [DVD]